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商品製作のキッカケ、動機
街を歩いている女性のほとんどがカラーをし、最近では巻き髪等の流行もあり、ダメージヘアが多くなっているのを感じています。髪は一度ダメージを受けてしまうと自然に修復することはなく、適切なヘアケアによって治療する必要があります。ダメージヘアでは思い通りのカラーやパーマを実現し難くなります。実際、ダメージヘアが原因で、望むヘアスタイルに挑戦できないというケースは少なくないと聞きます。しかし、一度しかない今をそんなふうに諦めて過ごすのは、すごく淋しいことだと思います。ダメージを克服して、思い通りのヘアスタイルを実現して欲しいという想いをもっていました。
また、“男性が意識する女性のよい香り”というのに、シャンプーが上位に入っているというデータを目にしたことがあります。シャンプーの香りというのがそれだけ女性のもつ印象に大きな影響を与えるのなら、男性が振り向くくらい髪に香りが残る、香りに関して型破りなものをつくりたいと思っていました。ですから、アプリュスさんからヘアグランスヘアケア開発のお話があったとき、“まさしくこれだ”と思い、開発に携わらせていただきました。
商品製作途中におけるエピソード
研究室で試作したり、使用感の確認のために社内で使っているとき、辺り一面にヘアグランスの香りが広がって、周りの人に「いい香りですね、何の香りですか?」って聞かれたんですが、「開発途中なので、まだ詳しくはお話できないんですよ。」っていうことがありました。この香りは間違いないって改めて確信しました。また、白衣に少し香料がついてしまったときは、一日中ヘアグランスの香りに包まれて仕事をしていたので、私がどこにいるのか社内の人間にすぐにバレてしまいました。ヘアグランスの香りはスゴイですよ。
商品開発途中、苦労した点、壁にぶつかった点
一番の壁は香りでした。開発期間の半分以上は香りの調整をしていたと思います。多田先生(さん)のこだわりにお応えしたいという想いでいっぱいでした。香りは数値化できないすごく繊細なもので、人間のもつ微妙なセンサーに頼るしかありません。それゆえ、気力勝負というカンジでした。香りのOKをいただいたあとは、比較的順調に開発が進んだと思っています。そんな中でもシャンプーには少してこずりました。クリームにするためのオイル分や香料を多く配合しようとすると、どうしてもシャンプー本来の洗浄という機能が十分に発揮され難くなります。何しろ今まで経験したことのない量の香料だったので、その辺りも苦労しました。
商品開発の道程で最もこだわった点
補修効果、質感、そして香りの3点を全て兼ね備えたものにすることです。まず、補修効果については、商品開発のキッカケとかぶってしまうのですが、休日にショッピングをするために街へ出ると本当におしゃれな女性が増えたなって思うんです。スタイルもいいし、ファッションセンスもあるし、ヘアスタイルもバッチリ決まってますし。でも、近くでヘアを見ると、毛先がパサっとしていて、ツヤがなかったりするんです。そういうヘアに対してスタイルでヘアの美しさをごまかすのではなく、キューティクルやコルテックスという本質的なところから美しくしていこう、補修していこうと思いました。
そして、質感については、誰でも髪に触わるとき、触わられたとき、しっとりとしなやかな質感だと、もっと触りたくなると思います。誰もが触りたくなる質感、そういう髪にしたいと思いました。
最後に、香りです。香りの好みは本当に十人十色で嗜好性の高い香りを見つけるのに苦労しました。試した香りの数は数え切れません。上品で気品のある香り、その中でも爽やかさを忘れない。それが探し求めたヘアグランスのフローラルムスクの香りです。最初は少し爽やかに香り、次に気品のあるフローラルの香りが漂い、最後に上品なムスクの香りが残るようにと思いました。
商品を開発して、開発者として最も納得している点
まず一番に、私自身が使い続けたいと思っています。シャンプーの、頭皮はすっきり、ヘアはしっとりという洗浄感。トリートメントのしなやかさやつるっと感・・・。私もカラーをしているので、トリートメントPを使っているのですが、褪色が少ないと実感しています。さらにスタイリングにワックスクリームを使用すると、ヘアスタイルも決まります。そして何より、一日中ヘアグランスの香りに包まれます。心地よく使えて、なりたい自分を実現できる、自分の魅力をより引き出すことのできる、そんな商品に仕上がっていると思います。

